[20p-A102-1~10] 2.1 検出器デバイス開発

[20p-A102-7] TlBr検出器の連続動作特性評価

〇人見 啓太朗¹、野上 光博¹、渡辺 賢一²、前田 茂貴³、小野寺 敏幸⁴、石井 慶造¹ (1.東北大、2.九州大、3.JAEA、4.東北工大)

キーワード：半導体検出器、臭化タリウム

臭化タリウム(TlBr)は高原子番号(81, 35)および高密度(7.56 g/cm³)を有するためガンマ線の吸収効率が非常に高い化合物半導体である．TlBr結晶の禁止帯幅は2.68 eVと広いために，TlBr検出器は室温で動作が可能である．本研究では印加電圧の極性反転をすることなくTlBr検出器を室温において長期連続動作させてガンマ線のスペクトル測定を行った．