2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

8 プラズマエレクトロニクス » 8.4 プラズマライフサイエンス

[20p-A106-2~13] 8.4 プラズマライフサイエンス

2022年9月20日(火) 14:00 〜 17:15 A106 (A106)

清水 鉄司(産総研)、佐々木 渉太(東北大)

16:45 〜 17:00

[20p-A106-12] 準大気圧低温空気プラズマジェット照射による食品機能性成分増量効果

〇(B)松村 拓海1、十川 竜太朗2、橋村 寧々2、大橋 孝一1、向井 理恵2、川上 烈生1 (1.徳島大理工、2.徳島大生物資源)

キーワード:準大気圧低温空気プラズマジェット、食品機能性成分、増量効果

近年,高齢化社会や生活習慣病が問題視されており,食品機能性成分の摂取を促進する予防医療に関心が高まっている.特に食品機能性成分として,カリウムとポリフェノールに着目した.カリウムの摂取は高血圧の大きな要因である塩分排出を促進する.ポリフェノールの摂取は,糖尿病や動脈硬化などの発症を抑制する.本研究は,準大気圧低温空気プラズマジェット照射により,収穫後のタマネギ内のカリウム量が増加したことを明らかにした.