2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.1 光学基礎・光学新領域(旧3.2「材料・機器光学」と統合)

[20p-A202-1~19] 3.1 光学基礎・光学新領域(旧3.2「材料・機器光学」と統合)

2022年9月20日(火) 13:00 〜 18:00 A202 (A202)

小野 篤史(静大)、増井 恭子(阪公大)、パン クリストフ(北大)

15:30 〜 15:45

[20p-A202-10] RGBカラーイメージの解析による表面微細加工の複屈折イメージング

劉 芽久哉1、Tolenis Tomas2、西島 喜明4、Juodkazis Saulius3、森川 淳子5 (1.産総研、2.Center for Physical Sciences and Technology、3.スウィンバーン工科大学、4.横国大、5.東工大)

キーワード:複屈折イメージング、RGB

可視領域における透過や反射での複屈折の正確な計測は、アプリケーションの広さから需要が高い。特に回折限界に近いスケールの微細加工によって発現された屈折率や、吸収係数の異方性を定量化することは難しく、さらにその面内分布をイメージングすることは膨大な解析処理が必要なプロセスになる。表面微細加工による光学異方性の制御においては、製造されたデバイスの簡易的かつ面内分布情報を持った定量化手法が必須である。本発表では、RGBイメージを用いた新たな複屈折イメージングの解析手法を示すとともに、パターニングされたGLAD領域の複屈折分布と、デバイス全体としての光学応答の相関について考察する。