2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.1 光学基礎・光学新領域(旧3.2「材料・機器光学」と統合)

[20p-A202-1~19] 3.1 光学基礎・光学新領域(旧3.2「材料・機器光学」と統合)

2022年9月20日(火) 13:00 〜 18:00 A202 (A202)

小野 篤史(静大)、増井 恭子(阪公大)、パン クリストフ(北大)

15:45 〜 16:00

[20p-A202-11] 遠赤外光の植物への影響評価におけるレーザーバイオスペックルの応用

五十嵐 響1、ラジャゴパラン ウママへスワリ1、河野 貴裕1、門野 博史2、山田 純1 (1.芝浦工大、2.埼玉大学)

キーワード:遠赤外光、レーザーバイオスペックル、散乱

近年,遠赤外光(FR)によって植物の成長効率を向上させる研究が注目されている.しかし,評価方法によっては時間がかかり,植物を破壊する必要があるなどの問題が存在する.そこで本研究では,FRを照射した際の植物の活動を,レーザーバイオスペックルを利用して非接触かつリアルタイムで測定する方法を考案する.実際に検証したところ,20秒間のFRの照射によって植物の活動が刺激され,その様子を評価できる可能性を示した.