2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.1 光学基礎・光学新領域(旧3.2「材料・機器光学」と統合)

[20p-A202-1~19] 3.1 光学基礎・光学新領域(旧3.2「材料・機器光学」と統合)

2022年9月20日(火) 13:00 〜 18:00 A202 (A202)

小野 篤史(静大)、増井 恭子(阪公大)、パン クリストフ(北大)

16:15 〜 16:30

[20p-A202-13] 定量位相顕微鏡を用いたマイクロバブル周辺温度分布の測定

安田 直記1、藤井 恵介2、名村 今日子1、鈴木 基史1 (1.京大院工、2.オークリッジ国研)

キーワード:マイクロバブル、温度計測、定量位相顕微鏡

水を局所加熱するとマイクロバブルが発生する.その周りには1m/sオーダーの強い対流が誘起され,マイクロ流体の駆動への応用が期待されている.強い対流の原因は,バブル表面に生じた温度勾配による表面張力勾配や,水の蒸発・凝縮によるバブルの振動が考えられており,温度は重要な要素である.しかし,バブル周辺の温度を測定する研究は十分になされていない.本研究では定量位相顕微鏡を作製し,バブル周辺の温度分布を調べた.