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△ [20p-A202-13] 定量位相顕微鏡を用いたマイクロバブル周辺温度分布の測定
キーワード:マイクロバブル、温度計測、定量位相顕微鏡
水を局所加熱するとマイクロバブルが発生する.その周りには1m/sオーダーの強い対流が誘起され,マイクロ流体の駆動への応用が期待されている.強い対流の原因は,バブル表面に生じた温度勾配による表面張力勾配や,水の蒸発・凝縮によるバブルの振動が考えられており,温度は重要な要素である.しかし,バブル周辺の温度を測定する研究は十分になされていない.本研究では定量位相顕微鏡を作製し,バブル周辺の温度分布を調べた.