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[20p-A304-9] ソルボサーマル固化法による温度依存性を低減したKNbO3/BaTiO3コアシェルセラミックスの作製と誘電特性
キーワード:誘電体、強誘電体、ソルボサーマル法
チタン酸ジルコン酸鉛(Pb(Zr,Ti)O3, PZT)は、組成相境界(:MPB)において高い誘電・圧電特性を示す。MPB組成のPZTセラミックスでは、正方晶相と菱面体晶相の界面において自発分極の方向が連続的に変化する構造傾斜領域(:SGR)が導入される。SGRにおいて、分極は電場の印加により容易に回転し、大きな誘電・圧電応答が誘起される。本研究では、粒子径が100 nmのBaTiO3を用いて高密度SGRの導入を行ったKNbO3/BaTiO3セラミックスの作製を行い、その電気特性の評価を行った。