2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.9 光量子物理・技術(旧3.10)

[20p-A404-1~18] 3.9 光量子物理・技術(旧3.10)

2022年9月20日(火) 13:00 〜 17:45 A404 (A404)

生田 力三(阪大)、岡本 亮(京大)

15:45 〜 16:00

[20p-A404-11] 4値差動位相シフト量子デジタル署名

井上 恭1、本庄 利守2 (1.阪大工、2.NTT物性基礎研)

キーワード:量子通信、量子デジタル署名、4値差動位相シフト

量子デジタル署名(QDS)は、署名鍵付きデータの送信元が事前の認証鍵配布者と同一であることを量子力学的に認証する技術であり、署名鍵と認証鍵が整合していれば正規のデータと認定される。このシステムに関し、前回応物にて、簡便さを特長とする差動位相シフト(DPS)QDSを提案した。本講演では、この拡張版として4値差動位相シフトQDSを提案し、所要の認証鍵長/認証閾値を見積もった。