[20p-A404-1~18] 3.9 光量子物理・技術（旧3.10）

△ [20p-A404-18] 高速光通信技術を適用可能とする前置光位相感応増幅を用いた連続量光量子情報の広帯域検出手法の実現

〇井上 飛鳥¹、柏﨑 貴大¹、山嶋 大地²、高梨 直人²、風間 拓志¹、圓佛 晃次¹、渡辺 啓¹、梅木 毅伺¹、遠藤 護^2,3、古澤 明^2,3 (1.NTT先デ研、2.東大院工、3.理研)

キーワード：光量子コンピューター、光パラメトリック増幅、周期分極反転ニオブ酸リチウム導波路

連続量光量子コンピュータの高速化を目的とし、広帯域光位相感応増幅器を前置増幅として用いることで検出効率と動作帯域のトレードオフを解消可能な、広帯域直交位相振幅測定手法を実現する。高速な光量子情報の取得には、連続波かつ高い利得を有する光位相感応増幅器が必要となる。今回、我々が研究開発を進めてきた周期分極反転ニオブ酸リチウム(PPLN)導波路により、1%の検出効率を77%まで改善することに成功した。