2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 最先端で活躍するガラスとガラス状態~2022 年国際ガラス年 IYOG 記念シンポジウム~

[20p-B200-1~7] 最先端で活躍するガラスとガラス状態~2022 年国際ガラス年 IYOG 記念シンポジウム~

2022年9月20日(火) 13:30 〜 17:35 B200 (B200)

早川 知克(名工大)、片山 郁文(横国大)、栗村 直(物材機構)、本間 剛(長岡技科大)、高橋 儀宏(東北大)、岸 哲生(東工大)

14:45 〜 15:30

[20p-B200-3] ナノ多孔質ガラスデバイスの開発と超早期がん診断への応用

湯川 博1,2 (1.名大未来社会、2.QST量子生命研)

キーワード:エクソソーム、ガラスデバイス、早期がん診断

エクソソームは細胞から分泌される膜小胞体であり、核酸、タンパク質、糖鎖などの情報物質を内包、発現するとともに、細胞間コミュニケーションを担っている。我々は、エクソソームを高効率に、且つ医療機関でも簡便に回収できるナノ多孔質ガラスデバイスの開発に成功した。また、新たな診断体液として胆汁に注目し、胆汁に含まれるエクソソームを解析することにより、胆道がんなどの新規診断技術の可能性を検討したので報告する。