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△ [20p-C106-6] 自己組織化による一軸配向カーボンナノチューブ-高分子超構造の開発
キーワード:カーボンナノチューブ、超構造、配向
カーボンナノチューブ(CNT)は高いアスペクト比を持つ優れた熱、電気及び機械的特性を持つ機能性材料である。本研究では、ドロップキャスト法によって基板上に作製したCNT樹脂複合膜中でCNTが配向している事を見出した。当手法では、非液晶性分散材を用いて初めて複合膜中にCNTを配向させることに成功した。この複合膜中においてCNTは孤立分散性を保っているため、ポリマーの持つ柔軟性を保持することが可能である。