17:30 〜 17:45
△ [20p-C301-15] 中赤外光超音波分光法による生体分析における感度向上の検討
キーワード:光音響分光法、中赤外分光法、非侵襲生体分析
中赤外光を用いた光音響分光法は,生体組織成分の非侵襲分析を可能とする.我々は,数百kHzでパルス変調したレーザ光照射によって試料中に誘起される超音波を,圧電トランスデューサを用いて検出する手法を提案した.ただし,生体組織に対する測定においては,信号強度が微弱で十分なSN比が得られないことが課題であった.そこで生体試料を用いた測定における,感度向上に向けた取り組みを行ったので,その結果を報告する.