2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.3 生体・医用光学(旧3.4)

[20p-C301-1~17] 3.3 生体・医用光学(旧3.4)

2022年9月20日(火) 13:30 〜 18:15 C301 (C301)

熊本 康昭(阪大)、南川 丈夫(徳島大)、磯部 圭佑(理研)

14:00 〜 14:15

[20p-C301-3] シャントシステムにおける脳脊髄液流速光計測システムの開発Ⅱ

〇(M1)菊池 駿希1、庄司 一郎1、藍原 康雄2 (1.中央大理工、2.東京女子医大)

キーワード:水頭症、レーザ、流速

本研究は水頭症という脳の病気に関するものである.現在主流な水頭症治療法は脳脊髄液による脳の圧迫を解消するため,脳室から体の他の部位へ脳脊髄液を流すためのチューブと,流量を調節するためのバルブを体内に埋め込む方法である.しかし,現状では髄液の流量を正確に測定する方法がないために,バルブの調整を医師の経験に任せている.症状の改善には流量の測定が重要であり,本研究ではレーザを用いた測定手法を提案する.