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[20p-M206-2] 分子ネットワークに内在する電子物性を用いた神経型計算
キーワード:ニューロモルフィックデバイス、分子ネットワーク、リザバー計算
神経細胞は刺激に対する積和機能をもち、閾値を超えると「発火」する。生体の神経細胞は電気化学的な膜電位による極めて複雑な挙動を示すが、神経型情報処理のミニマルモデルは、閾値を持つ非線形特性とヒステリシスである。このミニマルモデルを分子系で実現してネットワークを構築し、分子物質に内在する情報処理能力を引き出す試みている。