[21a-A101-1~11] 3.10 フォトニック構造・現象（旧3.11）

[21a-A101-5] 大域的バンド端周波数勾配を導入した短パルスフォトニック結晶レーザーの高電流注入時の発振特性評価

〇二五 和樹¹、森田 遼平¹、井上 卓也¹、De Zoysa Menaka¹、野田 進¹ (1.京大院工)

キーワード：フォトニック結晶、フォトニック結晶レーザー、短パルスレーザー

フォトニック結晶レーザー(PCSEL)は、フォトニック結晶の特異点での共振作用を用いた高輝度面発光レーザーである。これまで、我々はフォトニック結晶の面内に大域的バンド端周波数勾配を導入するというフォトニック結晶の工夫のみで自励短パルス発振動作の実現に成功してきた。今回、大域的バンド端周波数勾配を導入したPCSELに最大80Aの高電流注入を行った結果、繰り返し周期6GHzを超える自励パルス発振動作が得られたので報告する。