2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.1 光学基礎・光学新領域(旧3.2「材料・機器光学」と統合)

[21a-A307-1~9] 3.1 光学基礎・光学新領域(旧3.2「材料・機器光学」と統合)

2022年9月21日(水) 09:00 〜 11:15 A307 (A307)

柚山 健一(大阪市立大)

10:15 〜 10:30

[21a-A307-6] 複数の液晶偏光回折格子を利用した4方位直線偏光成分の同時検出

坂本 盛嗣1,3、百﨑 龍成1、野田 浩平1,3、佐々木 友之1,3、川月 喜弘2,3、小野 浩司1,3 (1.長岡技科大、2.兵庫県立大、3.CREST, JST)

キーワード:偏光計測、偏光回折格子、液晶素子

被写体の異方性や表面形状などの情報を得られることから、近年偏光計測について広く注目が集められている。一般に、偏光状態は0deg,45deg,90deg,135degの直線偏光成分から復元される。今回我々は、液晶偏光回折格子の回折特性に基づいて、4方位の直線偏光成分を同時に分離可能な素子を新たに提案する。提案する素子を用いれば、被測定光に含まれる0deg,45deg,90deg,135degの直線偏光成分を同時に検出することができる。