10:15 〜 10:30
[21a-A307-6] 複数の液晶偏光回折格子を利用した4方位直線偏光成分の同時検出
キーワード:偏光計測、偏光回折格子、液晶素子
被写体の異方性や表面形状などの情報を得られることから、近年偏光計測について広く注目が集められている。一般に、偏光状態は0deg,45deg,90deg,135degの直線偏光成分から復元される。今回我々は、液晶偏光回折格子の回折特性に基づいて、4方位の直線偏光成分を同時に分離可能な素子を新たに提案する。提案する素子を用いれば、被測定光に含まれる0deg,45deg,90deg,135degの直線偏光成分を同時に検出することができる。