[21a-C201-1~11] FS.1 フォーカストセッション「AIエレクトロニクス」

[21a-C201-4] Variational Mode Decompositionに基づいたEcho State NetworkによるAuナノワイヤの量子化コンダクタンス予測

〇島田 有希¹、三木 司¹、島田 萌絵¹、萩原 大貴¹、白樫 淳一¹ (1.東京農工大院工)

キーワード：エコーステートネットワーク、変分モード分解、フィードバック制御型エレクトロマイグレーション

単一原子の操作は、ナノスケールデバイスの作製に要求される技術であり、その手法として、Feedback-Controlled Electromigration (FCE)法が知られている。我々は、予測された量子化コンダクタンスに応じたFCE実験条件の最適化制御を目指し、Echo State Networkを用いた予測を検討してきた。しかし、量子化コンダクタンスの変化は非周期かつ不連続で、予測は困難である。そこで、周波数領域にて時系列データを分解するVariational Mode Decompositionを採用し、量子化コンダクタンス変化の予測精度を検討した。