[21a-C201-1~11] FS.1 Focused Session "AI Electronics"

[21a-C201-6] 【Highlighted Presentation】4-bit factorization Circuit Composed of the Superconducting Flux Qubits for the Quantum Annealing

〇Daisuke Saida^1,2, Mutsuo Hidaka¹, Fuminori Hirayama¹, Yuki Yamanashi³ (1.AIST, 2.Fujitsu, 3.YNU)

Keywords:quantum computing, quantum annealing, superconducting flux qubit

我々は，超伝導磁束量子ビットを用いて，量子アニーリングによる因数分解専用回路の作製を検討している．この手法では，ハミルトニアンの基底が乗算器の真理値表と一致するように設計する．この問題ハミルトニアンと直接的に対応する超伝導回路を作製することが特徴である．量子アニーリング後，最も低いエネルギーの状態が高い確率で得られるため，因数分解(P=X×Y)に相当する解(X, Y)を得ることが期待できる．今回，4-bit因数分解回路を作製し，シミュレーションと実験の双方で動作を検討し，解が得られることを確認した．