2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.1 Si系基礎物性・表面界面・シミュレーション

[21a-C206-1~13] 13.1 Si系基礎物性・表面界面・シミュレーション

2022年9月21日(水) 09:00 〜 12:30 C206 (C206)

嵯峨 幸一郎(ソニー)、森 伸也(阪大)

11:45 〜 12:00

[21a-C206-11] リカレントニューラルネットワークを用いたランダム不純物分布を有するナノワイヤ中での電子密度分布の時間発展予測モデル

小林 祐貴1、原田 和輝1、伊藤 佳卓1、須子 統太2、村口 正和1 (1.北科大工、2.早大)

キーワード:電子ダイナミクス、リカレントニューラルネットワーク、デバイス物理

電子波動関数の時間発展データを学習することで、初期の電子密度分布からその後の時間発展を予測するモデリング手法に挑戦している。これまで電子の時間発展計算をリカレントニューラルネットワーク(RNN)でモデル化し、予測する方法を提案したが、十分な予測精度が得られないという課題が残っていた。そこで、本研究では初期電子密度に加え、不純物ポテンシャル分布も入力として加えることでモデルの精度を高めることを目指した。