2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

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[21a-P02-1~50] 10 スピントロニクス・マグネティクス(ポスター)

2022年9月21日(水) 09:30 〜 11:30 P02 (体育館)

09:30 〜 11:30

[21a-P02-6] Cr を添加した CdTe 自己形成ドットの ESR 測定

井上 智貴1、安藤 瞬1、稲井 聡志1、塩川 凛人1、丸本 一弘1、ボウカリ エルベ2、ビソンブ ルシアン2、黒田 眞司1 (1.筑波大数理物質、2.CNRSネール研)

キーワード:自己形成ドット、電子スピン共鳴、強磁性共鳴

半導体量子ドットに磁性原子1個を導入した系で、磁性原子の担うスピンの光による検出および制御が注目を集めている。我々は磁性原子としてCrに着目し、ドット中の単一Crスピンの振舞いを調べている。これまでの測定で、Cr2+,Cr+の単一スピンによる励起子発光線の分裂を観測している。今回の研究では、Cr添加のCdTe SAD試料、および薄膜試料に対してESR測定を行い、Cr添加量その他のパラメーターによるCr状態の変化を検知することを試みた。