[21p-A101-1~16] 3.10 フォトニック構造・現象（旧3.11）

[21p-A101-11] 3次元ウッドパイル型フォトニック結晶におけるヒンジ状態のマイクロ波領域での観測

〇(M2)芦田 侑也¹、山下 兼一¹、上田 哲也¹、若林 克法²、岩本 敏^3,4、高橋 駿¹ (1.京工繊大、2.関西学院大、3.東大先端研、4.東大生研)

キーワード：フォトニック結晶、トポロジカルフォトニクス

本研究では、これまで用いていた単純立方格子より広帯域なバンドギャップを持つウッドパイル構造を用いて、ロバストな導波路に応用可能な高次トポロジカル状態(ヒンジ状態)のマイクロ波領域での観測に成功した。屈折率3.5の誘電体基板を加工し、3次元に組み立てた周期12.8mmのウッドパイル型フォトニック結晶に対して、面内方向に半周期ずつの構造シフトを導入し、計算結果とよく一致するヒンジ状態をコーナー部分に観測した。