2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.8 テラヘルツ全般(旧3.9)

[21p-A202-1~12] 3.8 テラヘルツ全般(旧3.9)

2022年9月21日(水) 13:00 〜 16:30 A202 (A202)

時実 悠(徳島大)、林 伸一郎(情通機構)

13:15 〜 13:30

[21p-A202-2] モード同期共鳴トンネルダイオードテラヘルツ発振器の周波数制御

有川 敬1,2、大穀 裕介1、平岡 友基1、猪瀬 裕太1、田中 耕一郎1,3 (1.京大院理、2.JSTさきがけ、3.京大iCeMS)

キーワード:共鳴トンネルダイオード、テラヘルツ、モード同期

共鳴トンネルダイオード(RTD)発振器は室温でテラヘルツ帯の基本波発振が可能な半導体デバイスであり、社会実装に適したテラヘルツ波源として期待されている。最近我々は自己注入によってRTDの発振スペクトルがマルチモード化し、モード同期発振することを見出した。本発表では発振周波数fn = fCEO + nfrepfCEO:オフセット周波数、frep:モード間周波数、n = 0, 1, …)をバイアス電圧変調によって制御可能であることを見出したので報告する。