2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

11 超伝導 » 11.1 基礎物性

[21p-A302-1~9] 11.1 基礎物性

2022年9月21日(水) 13:00 〜 15:30 A302 (A302)

柏木 隆成(筑波大)、山田 隆宏(産総研)

13:00 〜 13:15

[21p-A302-1] 外部磁場中の高温超伝導体-強磁性体二層膜におけるテラヘルツ時間領域分光法による複素伝導度解析

西村 太一1、中村 公大1、小森 祥央2,3、J. ロビンソン3、J. マンジュネ4、J. ティノン4、S. ディロン4、掛谷 一弘1 (1.京大院工、2.名大院理、3.ケンブリッジ大学、4.パリ ENS)

キーワード:超伝導、近接効果

強磁性体-超伝導体の近接効果が現在注目されており、特にd波超伝導体-強磁性絶縁体におけるさらなる研究が求められている。本研究では、YBCOおよびPCMOエピタキシャル二層膜について、外部磁場中でテラヘルツ時間領域分光を行うことで透過波の透過率・位相遅れを測定し、その結果から複素伝導度を解析することで、YBCOの超伝導状態、強磁性-超伝導近接効果への外部磁場による影響について議論した。