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[21p-A302-4] 多メサ同期制御のためのジョセフソンプラズマ発振器の開発
キーワード:超伝導、Bi2212、固有ジョセフソン接合
Bi2212単結晶上に台地状の構造(メサ構造)を形成すると、交流ジョセフソン効果と空洞共振効果に起因するテラヘルツ波が発振されることが知られている。発振素子を再現性高く作成することは多メサ同期制御などの応用研究のために必須である。今回我々は、ワイヤーボンディングを用いて素子を作成した。従来の手法と比較して、電極部の抵抗及びインダクタンスに影響される発振特性の再現精度を高めることが期待される。講演では、ワイヤーボンディングによって作成した素子の特性や、電極に用いる金属の種類や厚み、金線の径の違いによる素子へのダメージの違いについて議論する。