2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

11 超伝導 » 11.4 アナログ応用および関連技術

[21p-A306-1~16] 11.4 アナログ応用および関連技術

2022年9月21日(水) 13:00 〜 17:30 A306 (A306)

成瀬 雅人(埼玉大)、三木 茂人(情通機構)、川上 彰(情通機構)

13:00 〜 13:15

[21p-A306-1] 単一光子検出器アレーのマイクロ波多重読み出し回路の開発

山森 弘毅1、早川 亮大2、平山 文紀1、佐藤 昭1、神代 暁1、服部 香里1,3,4、福田 大治1,3 (1.産総研、2.立教大、3.東大オペランド計測OIL、4.KEK QUP)

キーワード:超伝導転移端検出器、単一光子、周波数多重読み出し

蛍光や発光など光を用いたイメージングは、細胞や微生物の生体分子のダイナミックスや生化学的・生物学的な機能を知るのに重要な手がかりを与える。我々は単一光子スペクトル計測による細胞機能ヴィジュアライザを実現するために、超伝導転移端センサ(TES)アレーの多重読み出し回路を開発し、多重化読み出し回路の高速化に取り組み、0.8 eV単一光子の多重読み出し(TES出力緩和時間約300 ns)に成功した。