2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

7 ビーム応用 » 7.1 X線技術

[21p-C206-1~13] 7.1 X線技術

2022年9月21日(水) 13:30 〜 17:00 C206 (C206)

米山 明男(九州シンクロトロン光研究センター )、石野 雅彦(量研機構)

16:45 〜 17:00

[21p-C206-13] 三角位相格子を用いたピクセル超解像X線位相イメージングのシミュレーションによる検討

上田 亮介1、蔡 銘鍳1、百生 敦1、川上 博己2、Pouria Zangi3、Martin Börner3、Otto Markus4、Joachim Schulz4 (1.東北大 多元研、2.浜松ホトニクス、3.カールスルーエ工科大、4.マイクロワークス)

キーワード:位相イメージング、X線回折格子、シミュレーション

X線位相イメージングは高分子材料や生体軟組織の撮影で高コントラストが得られる。これまで、大視野・高分解能X線位相像を得るための新アプローチとして、三角位相格子を用いたピクセル超解像技術を開発してきたが、装置ドリフトや画像再構成法に起因する画質劣化が生じていた。本研究では、シミュレーションにより実験再現を行うことでこれらの原因を明らかにし、画質改善を行うことを目的としている。