[21p-P03-1~5] 3.3 生体・医用光学（旧3.4）

[21p-P03-1] 時間多重化時空間集光を用いた３次元多光子パターン照明技術

〇磯部 圭佑^1,2、道川 貴章^1,3、並木 香奈³、宮脇 敦史^1,3、緑川 克美¹ (1.理研光量子、2.京大生命、3.理研脳神経科学)

キーワード：パターン照明、光遺伝学、多光子励起

３次元パターン照明技術は，脳内神経細胞の光刺激や光で遺伝子発現を制御する光遺伝学において重要な技術である．生体組織内で意図しない非標的細胞との光相互作用を無くすためには，３次元空間分解能が１細胞レベルである必要がある．また，スペックルなどの空間強度揺らぎが生じないようにする必要もある．本発表では，これらの要件を満たすために開発した時間多重化時空間集光を用いた多光子パターン照明技術を報告する．