[21p-P12-1~54] 17 ナノカーボン(ポスター)

[21p-P12-16] 機械学習を援用したグラフェンの顕微ラマンデータの自動解析法

〇(B)杉野 秀明¹、小濱 路生¹、山本 うらん¹、吹留 博一¹ (1.東北大 電通研)

キーワード：グラフェン、ラマン

グラフェンの品質を調べる際に行われる顕微Raman計測においては，数千個のスペクトルを測定する必要がある．得られた実測のスペクトルに対して，ベースラインの補正やSiC基板のラマンスペクトルをバックグラウンドとして引く必要がある。従来は，これらの工程を人の目で判断するために恣意性が高く，また，長時間を要した．本発表では機械学習を援用した，恣意性のない顕微ラマンスペクトルの新たな自動解析を報告する．