2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

6 薄膜・表面 » 6.4 薄膜新材料

[21p-P16-1~15] 6.4 薄膜新材料

2022年9月21日(水) 16:00 〜 18:00 P16 (体育館)

16:00 〜 18:00

[21p-P16-1] Mn3CuxSn1-xN薄膜の作製と119Snメスバウアー分光法による磁性評価

〇(M1)貞島 幹大1、竹原 玄貴1、大谷 千花1、田中 雅章1、壬生 攻1 (1.名工大工)

キーワード:119Snメスバウアー分光法、負の熱膨張、逆ペロブスカイト型

本研究では、緩やかな負の熱膨張を示すMn3CuxSn1-xN薄膜の作製及び物性の評価を行った。磁性評価の結果から、薄膜化により内部磁場が増加していることがわかった。この原因として、製膜時の組成変化、または薄膜化による面内歪みに起因するSn原子周りの電子状態の変化が考えられる。発表では、他の組成xについてのメスバウアースペクトルを示し、薄膜化による磁性変化について報告する予定である。