2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[21p-P16-1~15] 6.4 薄膜新材料

2022年9月21日(水) 16:00 〜 18:00 P16 (体育館)

16:00 〜 18:00

[21p-P16-6] アモルファスIZOナノファイバを用いたフレキシブル導電不織布基板の作製

大木下 潤1、小川 裕貴1、野見山 輝明1、堀江 雄二1 (1.鹿児島大院 理工)

キーワード:フレキシブルデバイス、透明導電膜、アモルファス酸化物半導体

電界紡糸法で作製したスズドープ酸化インジウム(ITO)透明導電ナノファイバと柔軟性のあるナノファイバを複合化させた不織布は透明導電基板として利用できることが知られている。しかし、この不織布は曲げにより結晶化したITO粒子間の結合が切れ、抵抗が増加することが分かった。そこで、高温でもアモルファスで粒子間の結合が切れにくい亜鉛ドープ酸化インジウム(IZO)ナノファイバ不織布を作製し導電性及び柔軟性の評価を行った。