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[21p-P17-15] ナノエレクトロニクス用分子ワイヤーに向けたコバルト-DNA複合体の作製
キーワード:コバルト-DNA複合体、分子ワイヤー
近年,ナノエレクトロニクス分野において,分子ワイヤーの研究が進められている。中でも,配線幅を劇的に狭小化できる可能性を有するDNAを鋳型とした配線技術は注目を集めている。我々は,DNAの塩基対間の水素(イミノプロトン)を金属イオンに置換したM-DNA複合体に着目し,その作製について検討を行っている。本報告では,コバルト(II)イオンとDNAから成る複合体のpH依存性を検討したので結果について報告する。