[21p-P18-1~40] 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

[21p-P18-11] ボールミリングで作製した窒化ジルコニウムナノ粒子の光熱変換特性

〇(B)清水 美紗¹、坂本 全教¹ (1.新居浜高専　環材)

キーワード：光熱変換、ミリング、窒化ジルコニウム

窒化ジルコニウム(ZrN)は(1) 化学的安定性，(2) 高温耐久性，(3) 低コスト, (4)可視光吸収性という点で，高熱変換材料としても注目されはじめている。本研究ではボールミリング法を用いて簡便にZrNナノ粒子を作製し，ボールミリングが光熱変換に与える影響を考察した。その結果，空気下においてミリング時間に比例的に温度上昇が見られた。要因として，ミリングによるサイズ減少による光吸収効率の最適化，ならびに結晶性の影響が考えられる。