2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.11 ナノ領域光科学・近接場光学(旧3.12)

[22a-A101-1~7] 3.11 ナノ領域光科学・近接場光学(旧3.12)

2022年9月22日(木) 09:00 〜 10:45 A101 (A101)

三宮 俊(リコー)、西郷 甲矢人(長浜バイオ大)

10:00 〜 10:15

[22a-A101-5] 量子ウォークの収束の速さの評価

瀬川 悦生1 (1.横浜国立大学環境)

キーワード:量子ウォーク、収束の速さ、ドレスト光子

外部と流出入がある量子ウォークモデルは、ドレスト光子のエネルギ移送の単純化としても考えられ、定常状態に収束する。この定常状態に収束するまでの速さを、ランダムウォークの混合時間の類推から定義する。そして頂点数Nのサイクルのk乗グラフ(1≦k ≦[N/2])を考え、円環から完全グラフを繋ぐ。全ての頂点が毎時刻一定の流入を受けると、このスピードが次数kが大きいほど、遅くなるという、非直観的な結果になることを報告する。