2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.6 ナノバイオテクノロジー

[22a-A106-1~8] 12.6 ナノバイオテクノロジー

2022年9月22日(木) 09:00 〜 11:15 A106 (A106)

大城 敬人(阪大)、星野 隆行(弘前大)

10:45 〜 11:00

[22a-A106-7] 結合エントロピーによる神経細胞間の結合強度解析

箕嶋 渉1,2、瀬川 夕海1、細川 千絵1 (1.阪公大院理、2.情通研)

キーワード:培養神経回路網、細胞外電位多点計測、情報理論

神経細胞間の信号伝達強度を解析するため,我々は多電極アレイによる神経活動スパイク列計測と移動エントロピーによる結合強度推定に用いてきた.しかしながら,移動エントロピーは計算負荷が高く,細胞間結合強度を実時間で解析するには計算速度が律速となる.そこで,本研究では神経回路網の発達に伴う神経細胞間の信号伝達強度を解析した.結果として,結合エントロピーが神経細胞間の結合強度解析に有効であることを示した.