2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[22a-A306-1~9] 11.4 アナログ応用および関連技術

2022年9月22日(木) 09:00 〜 11:30 A306 (A306)

堺 健司(岡山大)、關谷 尚人(山梨大)

11:15 〜 11:30

[22a-A306-9] ニオブ材を用いた超伝導矩形導波管の100 GHz帯における損失評価

中島 拓1、鈴木 和司1、小嶋 崇文2、鵜澤 佳徳2、石野 雅之3、渡邊 一世4 (1.名大、2.国立天文台、3.川島製作所、4.情通機構)

キーワード:超伝導導波管、ミリ波・サブミリ波、電波望遠鏡

ミリ波・サブミリ波帯の導波管材料として超伝導体を用いると、伝送損失の大幅な低減が期待される。我々は、超伝導金属のニオブ材を用いた導波管を製作して伝送特性を実測することにより、損失低減の有効性を検証した。100 GHz帯矩形導波管をニオブ・アルミニウム合金・テルル銅を用いて製作し、極低温時の特性を測定・比較した結果、超伝導ニオブ導波管は他の金属に比べて1/20~1/30低損失であることが確認された。