2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » アカデミア・企業から見た熱電研究の最前線(MI駆動型研究からIoT応用まで)

[22a-B200-1~6] アカデミア・企業から見た熱電研究の最前線(MI駆動型研究からIoT応用まで)

2022年9月22日(木) 09:00 〜 11:55 B200 (B200)

鵜殿 治彦(茨城大)、高際 良樹(物材機構)

11:25 〜 11:55

[22a-B200-6] ブロッホ軌道エンジニアリングに基づいた高性能熱電材料設計

岩﨑 祐昂1 (1.物材研)

キーワード:熱電材料、第一原理計算、ブロッホ軌道

多くの熱電材料研究者は、「狭ギャップ半導体であること」をスクリーニング条件として材料探索をしている。しかし、負のバンドギャップを持つ金属(半金属)を半導体化する指針が得られれば、材料探索の幅が大きく広がる。本講演では、物質のブロッホ軌道を解析することで、金属を半導体化する指針を得る方法について、アルミニウムと遷移金属からなる準結晶の類似構造結晶である近似結晶を一例として取り上げながら紹介する。