2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

15 結晶工学 » 15.4 III-V族窒化物結晶

[22a-C200-1~10] 15.4 III-V族窒化物結晶

2022年9月22日(木) 09:00 〜 12:00 C200 (C200)

新田 州吾(名大)、市川 修平(阪大)

09:15 〜 09:30

[22a-C200-2] 半極性{11-22}AlInN/GaInNの成長温度依存性

藤澤 孝博1、中林 泰希1、江川 孝志1、三好 実人1、竹内 哲也2、岡田 成仁3、只友 一行3 (1.名工大、2.名城大、3.山口大)

キーワード:MOCVD、AlInN、半極性

近年、完全緩和した半極性{11-22}GaInN上に高InNモル分率AlInNの成長に成功した。本研究では、InNモル分率 9~10%の{11-22}GaInN上に成長温度745℃、775℃、825℃でAlInNの成長及び結晶評価を行い、組成と成長温度依存性を調査した。AFMから成長した{11-22}AlInN膜は比較的表面平坦であることが確認できた。XRD測定から組成を算出したところ、{11-22}AlInN/GaInNではc面GaN/サファイア上よりもInNモル分率が高くなり、さらに775℃、825℃で成長した{11-22}AlInNはc軸長が格子整合組成に近いことが確認できた。