2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

CS コードシェアセッション » 【CS.1】 2.3 加速器質量分析・加速器ビーム分析 、7.5 イオンビーム一般のコードシェア

[22a-C205-1~10] CS.1 2.3 加速器質量分析・加速器ビーム分析 、7.5 イオンビーム一般のコードシェア

2022年9月22日(木) 09:15 〜 12:00 C205 (C205)

土田 秀次(京大)、山形 武靖(東大)

09:15 〜 09:30

[22a-C205-1] 人為起源放射性核種ヨウ素129および塩素36の両極への移行過程

松崎 浩之1、戸谷 美和子1、堀内 一穂2、本山 秀明3、飯塚 芳徳4、バウディスタ エンジェル5 (1.東大MALT、2.弘前大理工、3.国立極地研、4.北大低温研、5.フィリピン原研)

キーワード:ヨウ素129、塩素36、加速器質量分析

人為起源生成核種の両極への移行は,生成プロセス,生成場所,移行プロセスに左右される.本研究では,北極域(グリーンランド)および南極のアイスコア中のヨウ素129および塩素36の時系列記録,および表層氷に関するデータ,また,ヨウ素および塩素の安定同位体の濃度のデータを比較検討し,大気圏核実験の行われた時期と場所,核燃料再処理工場の場所と稼働状況を考慮に入れ,これらの核種の移行プロセスを理解する.