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[22a-P01-7] 地磁気逆転現象の展示実験その3
キーワード:内核、地磁気逆転、逆立ち独楽現象
地磁気は地球の歴史の中で強度、方位を変え、時に強度ゼロになることが地質のデータから知られている。この地磁気強度ゼロを発現するために、地磁気が地球外核と内核の2つの磁気の合成ベクトルであるという仮説を立て、身近な現象から理解を深めることを試みている。その一つとして、地球内核を永久磁石化した固体金属球体であると仮定し、内核の逆立ち独楽現象により地磁気が逆転する場合に起こる現象を考察している。我々は研究の取り組みとして、地球内核の永久磁石中心(磁気双極子)に対し、地球表面にあるアンパンマンコマに埋め込んだ球形磁石の磁気双極子強度を以下の計算により求めた。