2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

CS コードシェアセッション » 【CS.4】 3.10 フォトニック構造・現象(旧3.11)、3.11 ナノ領域光科学・近接場光学(旧3.12)のコードシェア

[22p-A101-1~10] CS.4 3.10 フォトニック構造・現象(旧3.11)、3.11 ナノ領域光科学・近接場光学(旧3.12)のコードシェア

2022年9月22日(木) 15:45 〜 18:30 A101 (A101)

岡本 晃一(大阪公立大)、森竹 勇斗(東工大)

16:00 〜 16:15

[22p-A101-2] 光誘起力顕微鏡による有機薄膜pn接合の光誘起力と光起電力の同時測定

〇(M2)斎藤 一貴1、山本 達也1、山田 喬昭1、菅原 康弘1 (1.阪大院工)

キーワード:光誘起力、光起電力

光誘起力顕微鏡(PiFM)は、原子間力顕微鏡をベースとして、探針-試料間にレーザー光を照射し、探針-試料間に働く局在場光の勾配を力として検出する装置である。一方、有機薄膜pn接合は、太陽電池やOLEDに代表される有機薄膜エレクトロニクスの重要な構成要素であり、その光学特性を知ることは非常に重要である。しかし、有機薄膜pn接合に光を照射した場合に生じる、光起電力に起因する静電気力は、理論上光誘起力とクロストークしているが、この点についてこれまで十分に議論されていない。そこで、本研究では、PiFMを用いて、ペンタセン薄膜上にフラーレン薄膜を蒸着した有機薄膜pn接合上での光誘起力と光起電力の同時測定を試みた。