[22p-A102-1~17] 2.4 医用応用

[22p-A102-13] 放射線治療中イメージングにおける時間変化画像収集と利用

〇山本 誠一¹、矢部 卓也²、山口 充孝²、河地 有木²、鎌田 圭³、吉川 彰³、奥平 訓康⁴、永田 珠羅⁵、喜多野 真紀⁵、余語 克紀⁵、赤城 卓⁶、片岡 淳¹ (1.早稲田大理工、2.QST高崎、3.東北大金研、4.名大病院、5.名大医、6.兵庫粒子線)

キーワード：ガンマ線、X線、リストモード

放射線治療中の放射線源やビームのイメージングは、新しい研究分野として注目を集めているが、これまでは静止画像を得ることを目的にすることが多かった。しかしIr-192線源を用いた内照射や粒子線治療では、線源や粒子線の位置のみならず、粒子線においては強度が時間と共に変化することがある。これらの時間変化を画像化できれば、放射線治療中イメージングに多くの情報を提供できる。そこでガンマ線イメージングとX線イメージングを、リストモードデータ収集装置で行い、ガンマ線、X線分布に加えて、時間変化を得ることを試みた。その結果、これまで得ることのできなかった放射線治療に関する多くの重要な情報を得ることができたので紹介する。