17:00 〜 17:15
[22p-A102-15] ルテチウムオキソドトレオチド(177Lu)注射液を用いる核医学治療における放射能汚染の可視化
キーワード:コンプトンカメラ、ガンマ線、Lu-177 oxodotreotide
177Luを使用した神経内分泌腫瘍に対する治療用放射性医薬品が認可されたが、一回の投与で7.4 GBqを使用するため、放射能汚染の管理は必須である。汚染検査を容易に可能とすることを目的とし、コンプトンカメラを用いて汚染検査を実施した。薬剤投与後の患者が使用したトイレで測定を行ったところ、0.55 μSv/hと0.65 μSv/hの汚染箇所の特定に成功した。コンプトンカメラを用いた汚染検査が臨床現場で有効であることを示した。