[22p-A102-1~17] 2.4 医用応用

[22p-A102-6] 小動物を用いた臨床前陽子線治療研究のための水相対阻止能導出精度に関する低エネルギー陽子線CTとX線CTの比較

〇寺川 貴樹¹、細川 響²、鴫原 健太²、梶山 愛²、藤瀬 慶彦²、長尾 理那²、鳴海 慶一郎²、細川 裕之²、野上 光博²、藤原 充啓²、和田 成一³、長野 宣道²、人見 啓太朗² (1.東北大サイクロ、2.東北大工、3.北里大獣医)

キーワード：陽子線治療、低エネルギー陽子線CT、相対阻止能

粒子線治療の高精度化に伴い臨床治療計画の高精度化も不可欠であるが、小動物による粒子線治療実験においても、小型標的に正確な線量分布を形成するために高精度治療計画が必要となる。本研究では、自明な元素構成の組織等価および水等価ファントムに対して、73.65 MeVの陽子線CTからRSPを導出し、低エネルギー陽子線CTによるRSP精度、誤差、X線CT法に対する優位性を実験的に評価した。