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[22p-A102-8] 医用コンプトンカメラ標準性能評価法開発とフルリング型装置への適用
キーワード:コンプトンカメラ、医用イメージング、標準性能評価法
コンプトンカメラを用いたコンプトンイメージングは,PET,SPECTに続く新しい核医学診断装置のモダリティとして注目されており,様々な研究機関において高性能化を目指した研究開発が進められている。一方で,医療機器として実臨床で用いるには,限られた撮像時間で診断に足る画質と定量精度が得られる等の性能要求がある。我々は,医用コンプトンカメラの標準性能評価法として,エネルギー分解能,感度,及びイメージング性能(解像度,コントラスト,ノイズ)の評価法を規定し,評価用の線源を開発した。現在,QST未来ラボ「量子核医学イメージング拠点形成グループ」の活動として,国内の様々な拠点で開発されたコンプトンカメラの評価を進めている。本発表では,フルリング型装置であるWGI試作機の評価結果を報告する。