2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[22p-A105-1~20] 12.7 医用工学・バイオチップ

2022年9月22日(木) 13:00 〜 18:45 A105 (A105)

宮本 浩一郎(東北大)、笹川 清隆(奈良先端大)、山下 一郎(阪大)、野田 実(京工繊)

16:15 〜 16:30

[22p-A105-12] 唾液夾雑物質の影響を抑制したマウスガード型グルコースセンサ

〇(M2)川瀬 源太郎1、石川 竜也1、飯谷 健太1、當麻 浩司1,2、荒川 貴博1,3、三林 浩二1 (1.医科歯科大、2.芝浦工大、3.東京工科大)

キーワード:バイオセンサ、ウェアラブルデバイス、ヘルスケア

近年、糖尿病罹患者数は増加しており、血糖値管理のため自己血糖測定器や持続血糖測定器が普及している。しかし、その多くは侵襲的な測定法で、身体的・精神的な負担や感染症のリスクを伴うことから、非侵襲な血糖値測定法が求められている。本研究では、血糖値との相関がある唾液糖の測定を目的としたマウスガード型センサを開発した。また、出力に夾雑物質の影響が確認されため、夾雑成分の特定とその抑制法を考察した。