2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[22p-A105-1~20] 12.7 医用工学・バイオチップ

2022年9月22日(木) 13:00 〜 18:45 A105 (A105)

宮本 浩一郎(東北大)、笹川 清隆(奈良先端大)、山下 一郎(阪大)、野田 実(京工繊)

13:30 〜 13:45

[22p-A105-2] 集光フェムト秒レーザーに誘発された神経活動のパッチクランプ計測

瀬川 夕海1、増井 恭子1、細川 千絵1 (1.阪公大院理)

キーワード:集光フェムト秒レーザー、培養神経回路網、パッチクランプ計測

神経活動の時空間ダイナミクスは外部刺激に伴い変化し,記憶や学習に深く関わる.本研究では,集光フェムト秒レーザーを用いた単一細胞レベルの刺激手法を提案し,照射に伴う神経活動変化をパッチクランプ計測により評価した.レーザーをラット海馬由来神経細胞に集光すると,細胞外Ca2+流入および細胞膜電位スパイク数の増加が確認され,フェムト秒レーザー照射が単一細胞レベルの神経細胞刺激手法として有用であることが示された.