2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

11 超伝導 » 11.5 接合,回路作製プロセスおよびデジタル応用

[22p-A306-1~7] 11.5 接合,回路作製プロセスおよびデジタル応用

2022年9月22日(木) 13:00 〜 14:45 A306 (A306)

知名 史博(情通機構)

14:30 〜 14:45

[22p-A306-7] 超伝導非線形非対称誘導素子を用いた擬似的ホーキング輻射の理論的研究

片山 春菜1,2、畠中 憲之1、藤井 敏之3、Miles P. Blencowe2 (1.広大院先進理工、2.ダートマス大物理、3.旭川医大物理)

キーワード:超伝導量子回路、擬似的ブラックホール、ソリトン

超伝導非線形非対称誘導素子を用いて,3波混合によってホーキング輻射が増幅される擬似的ブラックホールを提案する.伝送線路で生成されたジョセフソン位相差ソリトンが,伝播する電磁波の速度を空間的に変調することで,擬似的ブラックホールが生成される.そこでは,ポンプとシグナルの周波数の差を大きくとることができるために,これまで提案してきた4波混合によるホーキング輻射の増幅に比べて観測が容易になる.