[22p-A402-1~13] 3.4 レーザー装置・材料（旧3.5）

[22p-A402-12] イッテルビウム添加フッ化物結晶を用いたレーザー冷却

〇田中 裕樹¹、Püschel Stefan¹、Kränkel Christian¹ (1.ライプニッツ結晶成長研)

キーワード：レーザー冷却、結晶育成、アンチストークス蛍光

アンチストークス蛍光を利用すれば光学活性固体媒質をレーザーによって冷却することが可能である。特にイッテルビウム添加フッ化物結晶は全固体光式クライオ冷却器用の材料として有用である。本研究では、チョクラルスキー法によって育成した複数のイッテルビウム添加フッ化物結晶のレーザー冷却特性をレーザー誘起温度変調法によって評価した。更に温度毎の吸収・蛍光スペクトルから各結晶によって到達できる最低温度を推定した。