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[22p-A402-9] スーパーコンティニュウム光からの905nmピコ秒光パルスの抽出と増幅におけるASE成分の評価
キーワード:波長変換、光パルス増幅、自然放射増幅光
二光子励起(TPE)と誘導放出脱励起(STED)とを組み合わせて生体組織深部の超解像イメージングに取り組んでいるが,蛍光顕微鏡による生体イメージングにおいては,緑色蛍光タンパク質(GFP)が事実上の標準蛍光物質となっているが,そのTPEのためには波長帯900-1000nmの光パルスが必要である. GS-LD光パルスに基づくスーパーコンティニュウム(SC)光の発生を利用してTPE光パルスの波長帯域の拡大を図っている.SC光から必要波長成分を抽出してTPEに適用するには,光増幅器により光パルスのピークパワーをkWレベルまで高めるのが望ましいが,このとき,光増幅器における自然放射増幅光(ASE)が,ピークパワー制限の大きな要因となる.そこで今回,SC光から波長910nm付近で一部波長成分を抽出して光ファイバー増幅器による光増幅を行い,その出力中のASE成分の割合について評価を試みた.