2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[22p-A404-11~17] 8.5 プラズマ現象・新応用・融合分野

2022年9月22日(木) 16:30 〜 18:15 A404 (A404)

竹内 希(東工大)、呉 準席(大阪公立大学)

17:45 〜 18:00

[22p-A404-16] 誘導結合プラズマと液体ガリウムの相互作用における液滴放出メカニズムに対する溶存ガスの影響

濱名 優輝1、白井 直機1、佐々木 浩一1 (1.北大工)

キーワード:液体金属、液滴

誘導結合プラズマと液体ガリウムを相互作用させ、イオンエネルギー、イオンフラックス、液体ガリウムの温度を独立制御し、液滴放出に重要な閾値条件を調べた。液滴放出の閾値条件は主にイオンエネルギーに依存した。液滴放出が開始するためにはプラズマが必要であるが、一度液滴が放出されるとプラズマ生成を停止させた後でも液滴放出が観察された。この結果は、液滴放出メカニズムにガスの溶解が強く関係していることを示唆する。